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在宅医療の本質的なところ

こんにちは。

いよいよ年末が近づいてきている感じです。 

今日は日ごろ感じていることをお話ししてみます。タイトルはちょっと大上段に構えすぎた感じですが。

 

在宅医療って純粋な医療ではないと思っています。

在宅療養支援、もっと言えば在宅療養生活支援の一部なのだと思います。在宅療養生活における医療的な側面を支援すること、なのでしょう。目的はあくまでも生活を支援することです。生活を支援するために医療的なアプローチを行うわけです。

約10年ほど前から「治し、支える医療」という表現が使われるようになっています。在宅医療は支える側の医療と言ってもよいでしょう。そして、支えるのはあくまでも『生活』です。

 

生活と医療の関係は人それぞれです。ほとんど無関係に近い状態の方から、医療がなければ生活そのものが成立しない方まで様々です。在宅医療は生活を営むうえで医療が欠かせない方、かつその医療を受けるために医療機関に赴くことが困難な方に対し、在宅療養生活を支えるために行う医療行為です。

ですから、生活とかけ離れた医療は在宅医療ではありません。生活を支える視点を持たない医療者は在宅医療を行う資格がありません。

病院医療と在宅医療は違うものなのです。どちらが正しいとか優れているとかの問題ではありません。根本的な考え方、アプローチの仕方が異なるのです。

 

みなさんにとって生活とは何でしょうか?

改めて言葉にするのは難しいですが、イメージを持たない人はいないでしょう。

英語で言えば Life ですね。生活を支えるということは、QOLを維持するということと同義です。

Life を『人生』と言い換えることもできます。さらには『いのち』と言い換えることもできます。この場合の『いのち』は生命活動としての『命』ではありません。あえてひらがなで表記することが多いようです。

 

在宅医療はその人の生活を、Lifeを、人生を、いのちを支えるための医療的アプローチということになるわけです。

医療だけを勉強しても在宅医療はできないのだと思います。

偉そうなな言い方ですみませんでした。